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片山晋呉

片山 晋呉 SHINGO KATAYAMA

茨城・水城高校から日本大学に進み、3年時の1993年には『日本オープン』3位、グローイング競技(現ABEMAツアー)の『水戸グリーンオープン』優勝など、将来の活躍を予感させる活躍を見せていた。プロ転向後は米国でミニツアーに参戦するなどし、初シード獲得は3年目の97年。翌年春に胸部椎間板ヘルニアの手術を受けて復帰が危ぶまれていたが6月にツアーに戻ると8月の『サンコーグランドサマー』で初優勝を飾った。00年には最大で約6504万円差をつけられていたが最後の4戦で3勝をマークして大逆転で初の賞金王に輝く。
04年からは3年連続賞金王。07年の『日本ゴルフツアー選手権』で日本タイトル4冠も達成した。08年の『日本オープン』でツアー25勝となり史上7人目の永久シード選手に。同年は青木功に並ぶ歴代2位、通算5度目の賞金王にも輝いた。ゴルフ界きっての理論派であり早くからショートウッドを採用するなど合理的なクラブ選びや高い技術でパワー不足を補って海外でも活躍。01年『全米プロ』では2日目に首位に並ぶなどして4位に入り、09年の『マスターズ』でも4位に食い込んでいる。15年には尾崎将司に次ぐ史上2人目の生涯獲得賞金20億円突破を成し遂げ、16年はリオデジャネイロ五輪出場に史上6人目の通算30勝と次々に新たな歴史を刻んでいった。22年は賞金ランク41位で歴代2位の25季連続賞金シードを記録。50歳を迎えた今年はシニア競技デビュー年でもある。

生年月日:1973年1月31日
出身:茨城県
身長:171cm
体重:75kg